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福島県印刷工業組合について

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シンボルマークについて

東北6県が手を結び、大きな輪となり、豊穣な大地に大きく新しい印刷文化の花を咲かせていく様子を表現したデザインです。
また、東北各県がそれぞれの特色を発揮し、全国からのお客様とコミュニケーションや感謝の輪を広げていくイメージも表現しています。

みのりの文化  ~印刷業界の豊穣なる大地を求めて~

 種を撒き育成し結実するまでには、様々な恩恵にめぐまれなければなりません。個々の確信と努力、環境の好機など内外における諸条件がそれを左右します。大きな災害を経験した者たちにとっては、外的要因にこれほどまでに打ちのめされることを実感させられる以上に、今までに周囲から如何ほどの慈しみを享受してきたことかと改めて思い知ります。
 それは自然の大きさと人知の稚拙さかもしれませんが、衣食住とは直接的には関与しない我々印刷産業においては、その時ほどジレンマを感じたことはありません。
 しかし時が経つにつれて、様々な業種の方々とのお付き合いのあるこの印刷産業であることが、関わり合いの要になり得ることに気付かされます。災害をきっかけとして、印刷産業で培われてきたこと、つまり自らの「みのりの文化」を再発見させられたのかも知れません。
 我々にとっての本当の「みのり」とは、地域社会において必要欠くべからざる存在となることだと考えます。その「みのり」を得るために「業態変革」「ソリューション・プロバイダー」と様々な道筋が提示され、実践、実行されてきています。そして「みのり」を得るためには種や風土が様々なように、突き進むことの意義を改めて見直し、それら取捨選択し、自分自身にあった道を見いださなくてはなりません。前回の京都大会のテーマ「京から始まる印刷業界の新たなストーリー」が一人ひとりの中で結実していることを願い、さらに東北の地「ふくしま」の自然に触れることにより、これまでの「みのり」の豊かさを実感していただくとともに、これからの「みのり」について思いを強くしていただくことを願います。印刷産業を文明ではなく文化と称した先人の思いを「みのりの文化」として「全日本印刷文化典ふくしま大会」を開催いたします。

福島県印刷工業組合:催しのご案内